箱庭療法

皆さんは子供のときに砂遊びをしたことはありませんか?
実は砂遊びをすることで子供は自分で自分を癒しているのです

子供はストレスを感じても言葉で論理的に説明することはありません

それは無意識的で感性が優位な時期だからです

幼少期は無意識の表現で自分なりにストレスを解消しています

その代表的なストレス発散法が砂遊びです

 

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箱庭療法を通じて砂と触れ合うことでマイルドな年齢退行状態となり

無意識の表現が空間配置と玩具投影によって顕著に現れます

心の声やトラウマ、伝えたいことがストーリーとなって投影されます

これは成人したクライアントにも絶大な効果があります

意識優位になりがちな成人は無意識とのコミュニケーションが上手くいっておらず

ストレスを溜めやすく生きずらさを感じる考え方に固執し

潜在意識が負のスパイラルに構成されがちです

箱庭療法の素晴らしいところは無意識の表現に合わせ

意識⇔無意識をバランス良くセラピーできることでもあります

形や色に大きく影響を受ける潜在意識の働きをトランス状態下で

投影法によって引き出すことによって

過去の記憶や考え方に変化を与えることが可能です

箱庭療法を通じて無意識にインストールされた

世の中を見る心のメガネが苦悩や不調に富んだものから

温かく優しく世界はすばらしと思える心のメガネへと変化したら

人生がより豊かにハッピーなものになっていくことでしょう

 

また他者とのコミュニケーションを円滑にする手法としても

絶大な効果を発揮します

家族関係のコミュニケーションを円滑にしたり、恋愛関係をより

豊かにすることも可能です

 

箱庭療法は1929年に小児科医であるイギリスのローエンフェルトが

子供のための心理療法として考案した世界技法が元になっています

その後、分析心理学の祖先ユングの教えを導入しスイスにおいて

これを成人にも効果のある治療法として発展させたのがD,Mカルフです

カルフに教えを受けて日本に紹介した人が河合隼雄さんで

日本を代表する箱庭療法の第一人者、著書も数々出版されています

現在では精神科や学校において心の治療として用いられています